
出典:http://ms.toyota.co.jp/
SUPER GTになり2年目のシーズンだった2006年。GT500ではトヨタスープラからレクサスSC430へマシンチェンジが行われました。そんなSC430初年度にシリーズチャンピオンを獲得した「OPEN INTERFACE TOM`S SC430」と、2005年のGT300シリーズチャンピオン立役者である山野哲也が3年連続のシリーズチャンピオンを獲得したマシン「雨宮アスパラドリンクRX-7」をご紹介します!
SC430初年度で見事チャンピオンに!OPEN INTERFACE TOM`S SC430

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この2006年シーズンはトヨタ勢がマシンを一新。 前年度まで採用していた「トヨタスープラ」から、レクサスのラグジュアリースポーツ「SC430」にスイッチ。
エンジンやエアロを1から煮詰めて参戦しました。
レクサス初年度で見事チャンピオンを獲得したマシンこそ、このOPEN INTERFACE TOM`S SC430です。
ドライバーには、2003年に 「Esso ultra スープラ」でチャンピオンを獲得した脇阪寿一選手と、ドイツ生まれのアンドレ・ロッテラー選手。
F1のテストドライバーやスパ・フランコルシャン24時間レースなど様々なキャリアを持つドライバーと、チャンピオン経験者の最強コンビで参戦しました。
シーズンを通して安定した速さを見せ、ノーポイントで終わったレースは1戦もありませんでした!
ポイント同率でのチャンピオン獲得!雨宮アスパラドリンクRX-7

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GT300参戦マシンで唯一ロータリーエンジンのマシンで参戦していたRE 雨宮レーシング。
アスパラドリンクの黄色いカラーリングは、1度は見たことがあるのではないでしょうか?
ドライバーは、2005年にGT300シリーズチャンピオンをRecless MR-Sで獲得した山野哲也が移籍し、コンビを組んだのは、株式会社セントラルサーキット代表取締役社長の井入宏之。
チャンピオンが決まる最終戦、首位のプリヴェチューリッヒ・紫電と5ポイント差で臨みました。
レースでは自らのドライビングミスで序盤にスピンを喫してしまうが、ピットワークとパートナー井入宏之の踏ん張りでレースは6位フィニッシュ。
ポイント争いをしていた紫電がポイント獲得圏外でレースを終えたため、同ポイントながら2位の入賞回数が紫電よりも多かったことから、チャンピオンを獲得しました。
山野哲也は、2004年から3年連続のシリーズチャンピオン獲得でした。
まとめ
今回は2006年のGT500・ GT300チャンピオンマシンをご紹介しました。
この記事をお読みになって、レースに少しでも興味を持った方は、是非サーキットに足を運んでみてくださいね!