Twitterで活動されている「レーシングカー&希少車の現在(いま)」さんとのコラボレーション企画「あのマシンはどこへ?GTマシンの現在(いま)」の第一弾!今回は、1998年のJGTCでチャンピオンを獲得し、黄色いカラーリングが印象的な「#23 ペンズオイル ニスモGT-R」をご紹介します!
ペンズオイル ニスモ GT-R
1999年にR34型GT-Rの導入の為、R33型GT-Rとしては最終年となった1998年に参戦したこのマシン。
ドライバーは、1997年からNISMOにてドライブし、元F1ドライバーのエリック・コマスと、前年までTOYOTA TEAM SARDからデンソーサードスープラGTをドライブしていた影山正美です。
この特徴的な黄色いカラーリングで、記憶に残っている人も少なくないのではないでしょうか?
グランツーリスモシリーズにも、このカラーリングのR34型GT-Rが登場していてよく使っていたなあ...(笑)
シーズンを通して2勝し、見事チャンピオンを獲得しました。GT-R勢・日産にとっては1996年ぶりのタイトル獲得でした。
今はどこに?
1シーズンのみの現役レース参戦となったペンズオイル ニスモGT-Rですが、現在はどこにあるのでしょうか?
現在このマシンは、日産自動車 座間事業所の敷地内にある「日産ヘリテージコレクション」ガレージに保管されています。
たくさんのGTマシンが、実際に走行可能な状態で大切に保存されており、NISMO FESTIVALなどで走行する際も、こちらから持ち込んで走行しています。※1
座間事業所では、新型車の集中試作、プレス金型および車体生産設備の設計・製作と電気自動車に搭載するモーターインバーターとリチウムイオンバッテリーの開発・生産を行っています。日産の生産技術の拠点として、また世界トップレベルのリチウムイオンバッテリー生産拠点として重要な位置を占めている事業所です。
見学も可能なので、皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
このマシン以外にも、今や貴重な車がたくさん展示されています。
見てワクワク・聞いて為になる事間違いなしです!
※1
今回取り上げたこの「ペンズオイル ニスモ GT-R」は、ローダウンフォース仕様で、1998年の第2戦富士仕様となっています。
実際にNISMO FESTIVALなどで走行するマシンはハイダウンフォース仕様で、このマシンとは別車体です。(#2 ZEXELスカイライン ではないかと思われます。)
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