NSXの黄金期!ARTA NSX
このマシンは、ホンダの代表的スポーツカーでミッドシップスポーツの「NSX」を使用し、他チームを圧倒的な強さで引き離し、チャンピオンを獲得したマシンです。
ドライバーは、長年ホンダのドライバーとして活躍し、現在は監督として力を発揮する伊藤大輔選手と、アイルランドで生まれ、F1も経験したラルフ・ファーマン選手。
開幕戦こそ7位で終えるものの、次戦岡山国際サーキットでは見事優勝しました。
その後、第5戦でも優勝し着々とポイントを重ねます。
第7戦は悔しくもノーポイントで終えますが、その後第8戦で優勝。
この優勝が決めてとなり、最終戦を待たずしてチャンピオンを獲得しました。
これは史上初の出来事で、2012年にも「S Road RElTO MORA GT-R」が最終戦を待たずにチャンピオンを獲得しましたが、それよりも早くに快挙を達成していた事になります!
SUPER GTルーキーコンビが悲願のチャンピオン獲得!Toystory MR-S
世界中で大ブレイクし、日本でも人気の高いディズニー映画の[Toystory~トイストーリー~]でラッピングされたこのマシン。
ドライバーは前年も同チームから参戦し、当時19歳という若さと持ち前のスピードを武器とする大嶋和也選手と、2006年に全日本F3で活躍し、この2007年からSUPER GT初参戦の石浦宏明選手。
開幕戦鈴鹿では、表彰台に乗り3位に。
第2戦岡山では優勝。第2戦で、2007年のGT500・GT300チャンピオンがどちらも優勝しています!
最終結果はシーズン2勝と優勝を含め5度の表彰台を獲得。
ランキング2位のチームと獲得ポイントが同じで、優勝回数の多かったToystory MR-Sがチャンピオンを獲得しました。
2位のマシンは紫電で、昨年に引き続き速かった事が見て取れます。