日本最高峰のモータースポーツとして、今まで沢山のレースが開催されてきた「SUPER GT」。最近では、海外のドライバーが多数参戦するなど、日本だけではなく世界最高峰のレースと言っても過言ではありません。そんなSUPER GTに参戦するGTマシンのベース車を紹介しよう!というこの企画。今回はGT300クラスに参戦している「ウラカン GT3」のベース車「ランボルギーニ・ウラカン」をご紹介します!
ランボルギーニ・ウラカン
ウラカンは、2013年に生産を終了し、「ランボルギーニ史上、もっともヒットした車種」との異名を持つランボルギーニ・ガヤルドの後継車として、2014年のジュネーブショーにて正式に発表されました。
「形は機能に追従し、機能はピュアなフォルムに繋がり、優れたパフォーマンスへ到達する。」というランボルギーニのデザイン理論を元に、ランボルギーニ社のチーフデザイナーであるフィリッポ・ペリーニがデザイン。
特徴的なルーフラインは、日本の「折り紙」から想起しデザインされたと言われています。
ルーフだけではなく、デイライト部分や様々な部分に「折り紙」のインスピレーションが散りばめられています。
エンジンは、V型10気筒DOHC 5.2リッターエンジンを搭載し、ミッションでは、ランボルギーニで初めての採用となる「ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ(LDF)」と呼ばれるデュアルクラッチトランスミッションを搭載。
シングルクラッチのショックをあまり好まないユーザーも多いですが、デュアルクラッチが採用された事で、結果としてシフトチェンジにかかる時間も短縮されました。
足回りでは、ダブル・ウィッシュボーン式を採用。
鍛造アルミニウム製のダブルウィッシュボーンサスペンション前後共に搭載。
また、近年ではアウディやキャデラックが採用しているマグネティックライドダンパーを 、ランボルギーニとして初めて導入しました。(オプション設定)
ランボルギーニANIMA(Adaptive Network Intelligent Management)と呼ばれる、走行モード統合制御機構を搭載し、ストラーダ・スポーツ・コルサと3つの走行モードを選択する事が出来、その場に応じてドライバーが変更出来ます。
まとめ
2017年シーズンのSUPER GTでは、JLOCが2台のウラカンを投入し、表彰台も獲得しています。
2018年シーズンでは何台のウラカンがデリバリーされ、参戦をするのでしょうか?
多種多様なマシンが入り乱れて戦うGT300、シーズン開幕が楽しみですね!