全日本GT選手権(JGTC)からSUPER GTに生まれ変わってから今年で13年目。皆さんは、SUPER GT元年である2005年のGT500/GT300のチャンピオンマシンを覚えていますか?今回から「SUPER GT チャンピオンマシン列伝」と題して、SUPER GT元年の2005年から現在までのチャンピオンマシンを大特集!懐かしい車両も出てくるかも?
3度の優勝で他チームに速さを見せつけたマシン ZENTセルモスープラ
パチンコホールのチェーン事業を行なっている「ZENT」がメインスポンサーとなり、参戦していたZENTセルモスープラ。
2021年シーズンも「TGR TEAM ZENT CERUMO」として参戦が発表されています。
ドライバーは高木虎之助選手と、現在もZENT CERUMO LC500で参戦中の立川祐路選手です。
開幕戦の岡山では悔しくもノーポイントで終えますが、次戦の第2戦富士では優勝。
その後の第3戦・4戦・5戦と、ポイントを獲得する事が出来ず迎えた第6戦。前戦までのノーポイントが嘘だったかの様に見事優勝しました。
最終成績では、シリーズランキング2位に6ポイントの差をつけてチャンピオンを獲得。
3度の優勝とは裏腹に、4戦をノーポイントで終えるという波乱のシーズンだったのではないかと思います。
シリーズを通して6度も表彰台を獲得!!Recless MR-S
「レクリス」というサービス業会社をスポンサーに付け、参戦していました。
マシンのベースとなったのはトヨタの代表的MRスポーツ「MR-S」。
ドライバーは2001年から参戦の佐々木孝太選手と、2004年も同クラスでチャンピオンを獲得した山野哲也選手のコンビ。
1度の優勝と6度の表彰台を獲得するという、圧倒的な強さ、安定感でチャンピオンを勝ち取りました。
マシンもドライバーも強かったこのチームの記録を、今後塗り替えるチームが現れるのでしょうか?
まとめ
いかがだったでしょうか?
SUPER GT元年の2005年シーズンですが、圧倒的な速さを見せたGT500クラスのZENT セルモ スープラと、安定した速さを見せたRecless MR-S。
この2台の活躍に魅了された方も少なくはないのでは?
過去のマシン達を振り返って見ると、今気づく意外な発見があるかもしれません!